合同運用の「マザーファンド」とは?
マザーファンドとは、効率的な運用を行なうために、いくつかのファンド(ベビーファンド)の資金を集めて合同運用するためのファンドのことを言います。
通常、投資家が購入する投資信託は、市場から有価証券を買付けて運用する形をとりますすが、マザーファンドは、投資の対象となる複数の投資信託を一つにまとめて合同運用をするもので、1970年に制度化されました。
一方、投資家が実際に投資する対象となるファンド(投資家が直接購入する個々の投資信託)をベビーファンド(子ファンド)と呼びます。
つまりマザーファンドは、ベビーファンドに集まった資金をあわせて、実際に資産運用が行われるファンドのことになります。
合同で運用することで運用額を大きくして規模のメリットをいかし、運用効率をよくすることが狙いです。
特に投資の場合は、資金をまとめることで売買コストの削減効果も高まります。
マザーファンドにはベビーファンドを通じて投資することが可能ですが、直接マザーファンドに投資することはできません。
このようにマザーファンドを通じて運用を行う仕組みをファミリーファンド方式と言います。
最近人気のバランス型ファンドなどは複数のマザーファンドに投資しており、そうすることで、企業調査や運用の効率化が得られるようになっています。
実際の運用はマザーファンドが行なうため、運用報告書には、マザーファンドの運用内容が記載されていきます。
しかし、各ベビーファンドでコストや為替ヘッジの有無など内容が異なるため、結局はベビーファンドごとにパフォーマンスを確認することになりますので、注意しましょう。